年金暮らしの日記

今までに生きて来た経験!

生きる意味とは? 人は、生まれながらに差別なのか?

私は、62歳になって初めて、その事を考えています。

 

私の故郷は、岡山県の田舎町です。


私の父は、私が4歳の時に29歳の若さで病死しました。


それからは、母だけが兵庫県で水商売をして、私は、祖母と二人で故郷で暮らしていたのです。

 

でも、父親の事は薄っすらと覚えています。


祖母と一緒に兵庫県に出て来て3人で暮らすようになったのは小学校の6年生の時でした。

 

方言が違う、勉強は出来ない、いじめを受ける。


そんな状態でした。


そんな時から母との葛藤が始まったのです。


母は、私が気に入らないと直ぐに学校に電話をしてました。


先生は、今と違ってグーで殴る、暴言を吐く、みんなの前で恥をかかす、そんな事が当たり前の時代でした。


母は、私を精神病院に入院させました。


そのお陰で私は、中学を留年したので、卒業に4年掛かりました。


今は、行かなくても卒業できるそうですね。


結局、高校は県外の全寮制に入ったのですが、面白くなくて中退しました。


母親は、お金持ちの愛人でもありました。

 

その事も、私にとっては、とてもたまらない恥ずかしい思いでした。


そして、大阪に出て職を転々とする生活が始まったのです。


それも飽きたらまた家に戻って・・・

 

その私が、ある女性と知り合い、25歳の時に結婚しました。


そんな私ですから子供を作る事も躊躇していました。


自分の父親みたいになったらどうしよう・・・

 

そんな事を思いながらも8年後に子供(男)を授かりました。

 

私の母みたいな子育ては、絶対に止めようと。

 

私は、子供に感謝しています。


職を転々としていた私を変えてくれたのが子供です。


零細企業で、力仕事の製造業です。


多い月は、毎月100時間から150時間の残業をして家族の為に頑張りました。


もしも、子供がいなかったら、元々ギャンブル好きの私の事ですから今頃どうなっていたのか。

 

 

中古の家を買い、大学も奨学金を借りずに無事卒業できました。

 

今年、30歳になる息子は、私の良い思い出がない隣の市で家を新築して嫁、孫(女・2歳)と暮らしています。

 

今は、たまに会う孫の顔を見るのが唯一の楽しみにしています。


私は、宗教はしていません。

 

でも、輪廻を信じています。


すべての人間は、生まれながらに前世の宿業を持っていると思います。


今世で、どんな生き方をするかによって来世が変わって来ると思っています。

 

今、何をするべきか、と言う事です。


皆さんも、自殺など考えずに今を、精一杯に生きてください。


幸福は、お金でで買えないです。